仮置き場

ダラダラ書きます。

夫が夜釣りに行った

幸せなひとときを過ごすと、むしろ死にたくなるんだけど、それを「専門家」に話すと深刻な顔をされてしまったので、それ以来そういうことは言わないようにしている。
今日は天気が微妙だったので、ガッツリ外遊びの勇気が出なくて、雨の合間を縫ってファミレスへランチに出かけた。
それがとても楽しかったから、この思い出が人生最後の光景になるなら素敵じゃないか、なんて感じたんだけど、それはきっと精神疾患のせいなんだろう。そうでないと、あのときの専門家さんの表情の説明がつかない。
さて、先ほどタイトル通り、夫が夜釣りに出かけた。息子は早めに寝かしつけている。
もうさっさと睡眠薬を飲んで私も寝た方がいいんだろうけど、夜に(子供は寝室にいるが)自宅に一人というのが久しぶりで、何だか貴重な気がして、まだ飲めずにいる。
私は夫の趣味を縛りたくないし、他に派手な動きをするような人じゃないから、夜中に出かけることを許容しているけど、正直不安ではある。
仮に、自分や息子が急病になったら。とっとと救急車を呼べばいいけど、それもできないような事態になったら。または、釣りに行った先で夫に何かあったら。
それでなくても、今は実母が脳梗塞を起こして入院中で、実父からの連絡も途切れている状況。まあ、何も連絡が無いということは、動きが無くて報告すべきことが無い、という可能性もあるけれど、心配は尽きない。
やっぱり早く寝た方がいい。でも勿体なくて、こうしてブログを書いている。
将来どうなるんだろう、とも考える。いつまでも休職しているわけにはいかない。元の職場に戻るのが無理でも、せめてアルバイトを始めなければと思うも、まだまだ睡眠のリズムが不規則で、そんなことを考えられる状況ではない。
リワークは……結局、あそこは合わなかった。死の話をしたら渋い顔をされた専門家の居たところである。他の利用者さんと腹を割って話したこともあるが、あそこの運営自体に納得ができなければどうしようもない。
私のように、ドロップアウトするか、不満を抱えたままとにかく復職のためプログラムをクリアするか。私と気の合った方は後者だった。
夫は夜釣りで居ない。もし子供が居なくて、コロナも無い頃だったら、きっと誰かを誘って飲みにでも行っていただろう。
子供が居ない生活も、それはそれで絶対に楽しかったと、こうなった今でも断言できる。子供を持たないことは孤独では無いから。その考えは変わらないから。
けれども、やっぱり息子の可愛さは想定外で、こちらの日々の方が、差し引きするとプラスな人生だったのではと、まだ終わってもいないのにそんな判断を下している。
実母が入院し、焦燥していた実父に私は言った。せっかく娘がおるんやから頼ればええやん、と。
私は将来、息子にそういったことをわざわざ求めたくはないと思うけれど、もしも同じ状況になったら、きっと似たようなことを息子から言われるんじゃないかと思う。
外見はほとんど私に似ているけれど、優しさや気配りの出来は夫に似ているもの。まだ三歳だけど、自慢の息子。