日記と手帳
私は2006年からの手書きの日記を保管しています。
それらは、一日も欠かさず書いていたわけではなく、一年以上、間が空くこともあります。
また、スケジュール帳も同じ年から置いていたため、二つを組み合わせれば、おおよその「過去の自分の行動」を振り返ることが可能です。
過去の事を確認したくて、最近よく読み返すんですけど……。びっくりすること、多いですね。
ここからは、自傷行為、リストカットのことについて少しだけ書くので、苦手な方はご注意ください。
まあ、当然のようにしていたんですよね、リスカ。初めては中学生の頃じゃないかと思います。日記にも、またやってしまった、みたいな文面が出てくるんですが、大学生ともなると、リスカはもはや日常なんですよ。
「嫌なことがあったからコンビニで高いプリン買った」
くらいの、軽いノリで行っていたようです。
なので、プリンを買ったことをいちいち日記に書かない日もありました。
現在の私の左腕は、見る人が見れば一発で判る状態です。もう、そんなに気にしてなくて、半袖はガンガン着てますがね。腕の方が深いんですが、二の腕がぷにぷにだからという理由でノースリーブは着ませんし。
ついでに言うと、根性焼き、つまりはタバコを押し付けた痕もあるんですが、これ自分でやってるはずなんですよ。これをやった原因は特定できますが、その行動を選んだ理屈は今の私にはよく分かりません。
あと、当時の日記には、リスカっていっても縫わないといけないくらいまでいってないから大丈夫、というようなことが書かれていました。確かにまあ、そこまで深く切ってなかったけど。
全然大丈夫じゃないからね?
もうね、リストカットそれ自体はもう良いんですけど……良くないけど良いんです。もはやそういう状況ではなくなってきたので。
ちょっと、このまま過去の日記を読むべきか読まないべきか、迷いが出てきました。完全に記憶にないわけではないんですが、記憶違い、認識違い、勘違いもたくさんあるんです。
日記は全て、創作ではなく、嘘はついていない。その当時の自分の素直な気持ちだと、断言できます。
しかし、そこに書かれていることと、実際起こったはずのことや、思っていたはずのことが、時々食い違っている。
しかし、好奇心が止められないし、取り返しのつかないことはしたくないので、処分もできません。
なぜこんな書類を残しておいたんでしょうね。今までの自分は。
全ては今に繋げるためだった、なんて思えません。何かの役に立つかもしれない、とも考えていなかったはずです。
上手く、使うしかありません。
過去に飲みこまれてしまわないように、慎重に。
hrk